鳥取大学医学部同窓会

Tottori University Faculty of Medicine Alumni Association
 

会長挨拶

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会長ご挨拶

会長 魚谷 純(学21・昭50年卒)

 

会長 魚谷 純

 ご承知のように、鳥取大学医学部同窓会は、医学部創立10周年の昭和30年10月に設立総会を開催して発足し、昭和42年からは米子市で開業している同窓会員が会長に就任するようになりました。故森田隆朝先生(大3)、故辻谷賢三先生(専1)、故松本 久先生(学2)、長田昭夫先生(学2)と個性豊かな先生方が会長として、それぞれの時代に応じた同窓会をリードしてこられました。そして、平成30年4月から私が会長に就任しています。私は島根県隠岐島の出身で学生時代はバスケットボール部に属し、昭和45年と46年に西医体と全医体を2連覇したのが唯一の誇りです。先輩後輩を含めたその当時の人間関係がその後の人生に大きな財産として残り、今でも大変有難く感じています。
 さて、近年の鳥大医学部の目覚ましい発展の歴史と変遷は、年2回発行される「米子同窓だより」で随時紹介されています。医学部の発展に伴って同窓会も順調な発展を遂げてきました。令和2年には医学部創立75周年を迎えましたが、コロナ禍のために1年遅れの令和3年6月に創立75周年記念式典を行い、それに合わせて記念事業を医学部と一緒になって取り行いました(米子同窓だより、NO.111、112)。その際には会員の皆様から多くの熱いご支援を頂き、改めて厚く御礼申し上げます。
 同窓会員として母校に望むのは何よりも母校の発展だと思います。会長に就任してからコロナ禍の数年を除いて各地の支部会に出席していますが、全国各地で同窓会員のご活躍と母校に対する熱い思いを見聞する度に、同窓会活動の原点に触れるような気がして大いに勇気づけられています。
 現在、同窓会には医学科のみならず生命科学科、保健学科も加わり、会員は幅広い年齢層で多岐の職種にわたり、全国各地で活躍しています。一方、会員の増加に伴って、同窓会への帰属意識が薄れているのではないかという懸念も生じています。当然のことながら、同窓会に対する思いも多様化しています。そうした中で、これまで以上に会員の思いを汲み上げ、同窓会活動に繋げていくために、遅まきながらこの度ホームページを一新しました。母校の情報と会員の情報を速やかに双方向性に発信していきたいと考えています。「米子同窓だより」も最新号からホームページで閲覧できるようにしました。これまでの紙媒体の「米子同窓だより」と「同窓会名簿 飛鳥」に加えてこのホームページが活用され、会員相互の交流がより深まることを願っています。そして、会員の心の拠り所となるような同窓会、さらには、母校の発展に少しでも寄与できる同窓会を目指していきたいと思いますので、会員の皆様のご理解とご支援を今後ともよろしくお願い申し上げます。

<令和6年11月>
 
略歴
出身:島根県隠岐島
昭和42年3月 島根県立松江北高校卒業
50年3月
鳥取大学医学部卒業(学21)
4月
藤永豊教授の眼科学教室に助手として入局 以後、講師、医局長を務める
61年5月
米子で眼科医院を開業
62年4月
辻谷・松本会長の下で幹事
平成22年4月 長田前会長の下で副会長
30年4月
会長
平成16年6月
鳥取県西部医師会長(3期6年間)
25年6月
鳥取県医師会長(3期5年間)
この間、日本医師会理事と監事を各1期